ピロール米ってスゴイぞ!

「ピロール米」ってどんなお米?

ピロール君ですピロール米は、ピロール栽培によってつくられたお米のことです。
もうえものんでは、このピロール栽培でこしひかりをつくっています。 栄養が豊富で残留農薬もなく、しかもとってもおいしいのでお米屋さんや、お医者さんなどからも高い支持を得ています。
もうえもんのピロール米は、減農薬・無化学肥料での栽培経験を生かし、出来る限り農薬を抑えてつくった特別なお米なのです。

資料
日本食品分析センターの  
分析結果を見る→

さる2003年、もうえもんピロール米は出荷の前に品質を調べるため、日本食品分析センターに分析をお願いしました。
その結果はカルシウムが100g中8.5mg、pHは7.4と、大変優れた値であることが
わかりました。また、1等級のお米で食味はS級と評価されました!

「ピロール栽培」ってどういう栽培方法なの?

「ピロール」栽培とは、簡単にいえば
「土が本来もっている力を増幅し、毒素を分解して、おいしい農作物をつくる」
という栽培方法。 農薬を撒いたり微生物を土に入れたりする農法ではありません。

土の中や水の中には、 「ラン藻」というすごい力を持ったバクテリアがいます。
酸素をつくったり、ミネラルをつくったり、病原菌が増えるのを防いだりしてくれます。また、農薬やダイオキシンなどの有害物質を分解してくれることもわかっています。このラン藻は世界中のいたるところにいるのですが、環境の悪い中では眠っている状態のままで働いてくれません。
そこで、「ピロール栽培」では、田んぼの中にいるこの「ラン藻」にエサをやってめいっぱい働いてもらうのです。

もうえもんの畑のピロール栽培ナスです
もうえもんの畑で、自宅用にピロール
栽培しているなすびです。とっても
ふっくらみずみずしく育ちました!

ラン藻のエサは、「ピロール資材」。有機物が主原料です。
これを土に混ぜ込むと、弱アルカリ性でミネラルバランスのとれた田んぼになります。すると、ラン藻がどんどん増えて土が肥沃になります。そしてラン藻が作り出す作物の吸収を高める物質のおかげで、作物は丈夫で健康になり、栄養価も高く、味もよくなるのです。

90%以上が有機物のピロール資材をつかってもともと土の中にいる微生物を元気に働かせ、作物にたくさんの栄養を吸収させ、しかも農薬を分解する。それが、ピロール栽培です。

ピロール栽培されている作物は、お米のほかに野菜、果物、お茶など
さまざまなものがありますが、どれも栄養価・安全性がともに高く、
とてもおいしく育っています。

「ピロール米」は、よいところがいっぱいです!

高カルシウム、高ビタミン、そして食味のよいお米です。

きれいな白米ですラン藻がミネラルの吸収率を高めてくれるため、ピロール米は栄養豊富。
カルシウム、亜鉛、葉酸が普通のお米より2~4割も多く含まれています。
また、普通はお米からは検出されないビタミン12が、ピロール米には含まれています。栄養たっぷりですね!

ミネラル豊富なピロール米は、味も絶品。
豊かで元気な、昔ながらのあの甘味と旨味が味わえます。ツヤがあって独特のアメ色に輝くピロールの玄米を、一粒口に含んでみてください。噛み砕いたとたん、深い甘みが口の中に広がりますよ!

もちろん、ピロール米なら米ぬかも栄養豊富。ぬか漬けなどにご利用ください♪

たとえ農薬を使っても、できたお米の残留農薬はゼロ!

ラン藻は農薬を分解する働きがあり土壌中の農薬ならばほとんど分解できるといわれています。ピロール栽培されたお米からは、残留農薬が全く検出されません。

とっても健康に育っているお米です!

ラン藻がいっぱい増えた土は、とっても健康で肥沃。土が丈夫になると、そこでつくっているお米も丈夫に育ちます。余計な肥料を入れなくてすみますし、病虫害に強くなるので農薬も減らすことができます。
雑草が生えづらくなるので除草剤の使用も少なくてすみますし、連作しても土が衰えることがないので、土壌消毒をする必要もありません。また、炭酸ガスを発生させるほかの微生物と異なりラン藻は酸素を発生させ、お米の根腐れを防いでくれます。土が健康になると、いいことずくめですね!

弱アルカリ性の、健康によいお米です!

通常のお米は弱酸性ですが、ピロール栽培で育ったお米は弱アルカリ性です。
ピロール栽培ではアルカリ性のピロール資材を入れて土そのものを中性~弱アルカリ性にします。そのため、近年の問題となっている酸性雨でも土壌が痛むことなく、作物が健康に育つのです。


きれいな水質の田んぼで育てています!

きれいな田んぼです水田では、ラン藻は光合成を行いながら水質浄化をしてくれます。
福井はもともと水の美しい土地ですが、よりいっそう美しい水で、お米を育てることができます。

地球の環境にもやさしい農法です!

きれいな白米です従来の有機物の堆肥などのように発酵しないので、栽培している間二酸化炭素が出ることがありません。
むしろ、ラン藻は二酸化炭素を吸収して酸素を発生します。
地球の温暖化を防止するのにとっても役に立つ農法なのです。

ピロール農法をもっと知るには

ピロール農法研究所福井県で始まって全国に広まりつつあるピロール農法。さらにくわしくお知りになりたい方は、ピロール農法研究所ホームページをごらんください。

なぜピロール米をつくるのか

毎日頑張って働いています!もうえもんでは2003年度から新しくピロール栽培でお米を作り始めました。 よりおいしい、そしてより身体にやさしいお米づくりを常に目指しているもうえもんにとって、ピロール農法は新しい希望となりました。

ピロール栽培は、福井県ではじまった農法です。
同じ福井県のコメ栽培農家として、ピロール農法を応援していきます。
みなさまに、栄養がたっぷりで味もおいしい、そして身体にもよいお米をお届けできることを楽しみしております!

「ピロール栽培」の田んぼでは、雨の日も風の日も、毎日毎日田んぼを見回り水の管理をしています。

それに加え「もうえもん米」の田んぼでは、さらにきめ細かく田んぼと稲の状態を自分の目でチェックし、自分の手で1つ1つのケアをしています。女性ならではの感性と気配りを活かして、普通ならしないようなほんの些細な作業も、納得のいくまで丁寧に丁寧にしています。

なぜそんなにまでして田んぼに手間をかけるのか?それは、美味しいお米を皆様にお届けしたいという使命感と信念があるから、そしてまた、お米をつくることが好きだからです。私どもは赤ん坊を育てるような気持で一日中お米の事を考え、世話をし、日々楽しみに稲の成長を待っています。

どうぞ、丹精込めてつくりあげたこの美味しいコシヒカリ、「もうえもん米」をお召し上がりください。
みなさまのもとへ美味しいもうえもん米をお届けできることを、
そしてみなさまが美味しく召し上がってくださることを、心より祈っております。